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ヘアサイクルから逸脱した抜け毛

髪の成長周期、いわゆるヘアサイクルによって、誰でも1日あたり50本から100本程度の抜け毛はあると言われています。しかし、ヘアサイクルを逸脱した抜け毛が増えることによって脱毛症が起きます。
ヘアサイクルでまだ成長期にあるはずの毛髪が抜け落ちるのにはさまざまな原因が考えられますが、大きく分けると、「頭皮の汚れ・毛穴の詰まり」と「毛母細胞の栄養不足」に分かれます。
「頭皮の汚れ・毛穴の詰まり」には、普段のシャンプーだけでなく、男性ホルモンの影響が要因として関わってきます。よく言われる「遺伝」も男性ホルモンの影響に関係するためここに分類されます。
「毛母細胞の栄養不足」には、加齢、頭皮の血行、食生活、生活リズム、病気、ストレスなど多くの要因が当てはまります。



頭皮の汚れ・毛穴の詰まり

健康な状態の頭皮には、常にある程度の量の皮脂が分泌されています。皮脂の量は多すぎても少なすぎても育毛には悪い影響を及ぼします。
皮脂の量が多すぎると、毛穴に皮脂が詰まり、穴をふさいでしまいます。こうなると毛根は呼吸によって酸素を取り込むことができず、毛根の成長が止まってしまい、細くなった毛根は抜け落ちてしまいます。
逆に皮脂の量が少なすぎると、頭皮は大量に皮脂を分泌しようとします。
男性ホルモンの多い・少ないも、この皮脂の分泌量に影響すると言われており、男性ホルモンが多いと皮脂の分泌量も多くなります。
また、よく言われる遺伝も、男性ホルモンと結合する「5α-リダクターゼ」という物質の生成量の多さが遺伝した結果、薄毛も遺伝すると言われています。



毛母細胞の栄養不足

毛根が衰えることによる薄毛にもさまざまな原因があり、頭皮の過剰な皮脂も相対的な要因となりますが、毛母細胞への栄養自体が不足することも要因となります。
年齢とともに髪の毛が細くなったり、生え際が後退したりするのは仕方がないことですが、加齢以外の原因もたくさんあります。
毛根に栄養を送るのは頭皮の血管です。頭皮の血液循環が悪ければ毛根への栄養が不足してしまいます。
また、食事の栄養バランスが乱れていると、毛根への栄養も偏ってしまいますので成長も遅くなってしまいます。
他にも、不規則な生活や病気、ストレスによっても毛根に届く栄養が減ってしまうことがあり、脱毛症を引き起こすことがあります。